幸運をよぶ「すずらん」をモチーフにした
あたたかみある食器たち。
フランスでは、花を贈るシーンがとても多くあります。
誕生日や結婚式等のお祝いはもちろん、久しぶりに会う友人へ、食事に招待してくれた家族へ、家で帰りを待ってくれている奥さんへ。
中でもすずらんは、贈られると幸福が訪れるといわれており、5月1日には、愛する人にすずらんを贈るという習慣があります。
すずらんをモチーフに作られた、とても女性らしくどこか気品が漂うこちらの食器を
大切なあの方へ、お花のように贈ってみるのはいかがでしょうか?
独特な色合いは日本の職人さんによる
こだわりの2カラー。
こちらの陶器は岐阜県多治見市の窯元で職人さんたちによる手作業で丁寧に丁寧に作られています。
下記画像、左がエクリュ。右がカフェ。
形はもちろん、色にも相当なこだわりがあります。
独特な、光沢のある色味は、職人さんも出すのに苦労されたそうです。
口や持ち手の端部分だけほんのり色が変わって見えるところがまた愛らしいです。
紅茶を入れても、コーヒーを入れても、ゆったりとした時間をより素敵に演出してくれます。
今の日本製食器ではめずらしい裏印まで
こだわったデザイン。
細部にまでこだわったデザインは、裏印にもしっかり表れています。
”昔々とある王国の女王が姫に贈った手紙”をイメージした文字が彫刻されていおり
ここまで裏印にこだわった食器は現在ではとてもめずらしいです。
職人さんたちからは、「職人泣かせだ」という声もありますが…
この裏印から手間をかけ、大切に、丁寧に作られていることがわかります。
時にはインテリアとしても活躍します。
アンティークのような雰囲気を活かし、インテリアとしても使ってみたくなります♪
アクセサリーを並べたり、木の実を飾ったり、水を張ってお花を浮かせるのもいいですね。
食器としても、インテリアとしても主張しすぎることなく、お家を素敵に演出してくれます。
あたりまえのように使っている陶器
実は、だんだん減ってきています。
昨今の日本では、陶器の未来が危ぶまれています。
焼き物で有名な愛知県瀬戸市の採掘場でも、陶器に用いる粘土があと10年ほどで採れなくなるかも?と言われています。
歴史ある日本の陶器を支える職人さんたちも、日々打開案を探してくれていますが、
残念ながら、今のところ日本の土での陶器の生産には限界があると言われています。
お気付きの方も多くいらっしゃるかと思いますが、日本の土で作る日本生産の陶器の価格はどんどん高騰しています。
それは、原料不足によるものです。決して職人さんたちの利益が増えている訳ではありません。
近い将来、今のように割れたら買い替えるということは難しくなるかもしれません。
お気に入りの陶器たちを大切にしていきたいですね!